傍線部Aより愛を込めて ~映画の傍線部解釈~

主にひとり映画反省会。人の嫌いなものが好きらしい。

感想「八十日間世界一周」

 気球に乗ってどこまでも

 

 

【あらすじ】

 資産家のフォッグは80日で世界を一周できるという賭けをして、執事のパスパルトゥを伴って世界をめぐる旅を行う。

 

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感想「キャリー」

 本当に恐ろしいのは母ちゃん。

 

 

【あらすじ】

 狂信的にキリスト教を信仰している母親のもとで育てられた女子高生キャリーは初潮を迎えたことでパニックに陥り、クラスメイトに散々にいじめられる。その場は体育教師によっておさめられ、いじめっ子たちはプロム参加禁止か体育の居残り授業を言い渡されてキャリーに対して逆恨みの感情を持つ。一方キャリーを憐れむクラスメイトによって、キャリーはプロムに誘われる。

 

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感想「パラノーマル・アクティビティ」

 ラストまで気を抜くんじゃない。

 

 

【あらすじ】

 不可解な出来事に悩んでいるカップルが、家のあちこちにカメラを設置して怪現象の謎を突き止めようとする。しかしカメラは想像を超えるものを映していた。

 

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感想「ニュー・シネマ・パラダイス」

 そこにあったのはモノクロの郷愁。

 

 

【あらすじ】

 映画監督サルヴァトーレの元に故郷の母から「アルフレードが死んだ」という連絡が入る。少年時代トトと呼ばれていたサルヴァトーレはアルフレードのことを思い出していく。イタリアの田舎町で育った彼が魅了されたのは村でひとつの映画館で、そこで映写技師をしていたのがアルフレードだった。戦争で父を亡くしたトトにとって、アルフレードはよき友人であり父親のような存在だった。

 

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感想「ビッグ・フィッシュ」

 泣きすぎて鼻血が出た(実話)。

 

 

【あらすじ】

 ジャーナリストのウィルは父の具合が悪いことを知って妻を伴って実家に帰る。父のエドワードはウィルの生まれた日に巨大な魚を釣り上げた話をことあるごとに吹聴し、そのせいでウィルと疎遠になっていた。荒唐無稽な作り話をするエドワードに嫌気がさしていたウィルは父の本当の姿を知りたいと思う。

 

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