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傍線部Aより愛を込めて ~映画の傍線部解釈~

主にひとり映画反省会。人の嫌いなものが好きらしい。

感想「大脱出」

 男なら、一度は脱獄してみたい。

 

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【あらすじ】

 脱獄をすることで刑務所のセキュリティなどをチェックすることを生業にしているレイ。ある日依頼を受けて潜りこんだ民間の刑務所は最新設備を備えた要塞のような場所だった。ところが依頼は罠で、そこは彼を完全に監禁するために作られたような施設だった。レイはロットマイヤーを名乗る男と親しくなり、一緒に脱獄の計画を立てる。

 

 【感想】

 世紀の筋肉スタローンとシュワルツネッカーが共演するというだけで面白いのですが、まず設定が面白かった。脱獄をすることでセキュリティの穴を見つけることを生業にする男と、絶対脱出不可能な非公式の要塞刑務所に入れられた義賊の片割れが脱獄を試みる。もうこれだけで面白い。

 

 この手の映画で面白いと思うのは、こういう映画を望む層に対してピンポイントで好きそうな展開や設定を盛り込んでくるところです。どちらかと言うと寡黙なスタローンにフレンドリーなシュワちゃん。何だかんだと人望が厚いシュワちゃんに対して割と孤独に頑張るスタローン。この二人に染みついた役者としてのポジションが濃縮されている感じがファンの心をくすぐりました。

 

 でも一番は「ぼくのかんがえたさいきょうのけいむしょ」が割とファンタジーで楽しいということです。マスクで完全に顔を隠した看守に完全ガラス張りの独房、懲罰房にはナイター用のライトみたいな装置があって熱と光で受刑者を苦しめます。特に顔を隠した看守のディストピア感が半端ないです。あれ、絶対こっそり受刑者と入れ替わってもわかんないと思うんだけどなあ……。

 

 結局ズドーンドカーンで詳細は特にない映画なので何も考えずに楽しく観るのが良いと思います。テンポも割といいので飽きずに楽しめますし、途中で仲間になる子がなかなか燃える展開を見せてくれるところも良いです。個人的に画面の前で「うわああああ」と叫びました。熱すぎる。

 

 そういえば『エクスペンダブルズ4』の制作が進行しているみたいだけど、本当に出来るのかなぁ。前回オファーを断ったセガールはロシアに行っちゃったからなぁ……。ドルフ・ラングレンとも共演していたし、もし次作にトニー・ジャーが出てきたらめっちゃ盛り上がるなぁ……。