傍線部Aより愛を込めて ~映画の傍線部解釈~

主にひとり映画反省会。人の嫌いなものが好きらしい。

S・セガール劇場第21話『沈黙の裸体』

 なんでこんなに間が空いたのかって……? それはこれから話していくよ。

 

【感想】

 まさか終盤になってこんなにシリアス展開になるとは思わなかった……正直ショックなのと話が複雑になりすぎたので感想を書く気にもなれなかった。シアトル警察時代は「やべぇ犯人死亡フラグw」というテンションで見ていたのに、ガチで諜報戦とかやられると心の準備ができないよ。

 

 今回は前回撃たれたけど運よく助かったサラの代わりにフィンチが悪者ハッサンをひっかけるハニートラップとして現場に出ることに。心配するサラと「敵に背中は絶対見せるな」と教えるセガール。面白いようにホイホイ引っかかるハッサンと迫真の演技でフィンチの追手役になるジョニーがなかなか面白い。 

 

 随分とハッサンを追い詰めたフィンチだったんだけど、撃たれて弱っているハッサンを見てついついセガールの兄貴が言ったことを忘れてしまった。油断して背中を見せたフィンチに一発、ハッサンが最後の力を振り絞って撃った。

 

 美人天才ハッカーとしてここまでチームについてきたのに。まさかシアトル編で2人も殺しているから仲間が死ぬことはしばらくないだろうと思っていたのに、ガッツリ死んでるじゃないですか……がっかりだよ。

 

 終盤、ハッサンを始末しに来た例の売春宿のマダムが何者かによって殺された。「俺が来たときには殺されていた」としれっというマーカス。なんだこいつ、やっぱり怪しいのか……?