傍線部Aより愛を込めて ~映画の傍線部解釈~

主にひとり映画反省会。人の嫌いなものが好きらしい。

S・セガール劇場第17話『沈黙の武器商人と囚われの美女』

 タイトルが長い! ツッコミどころがわからない!

 

【感想】

 メイソオオオオン!!!!! 

 

 前回の続き。万事がうまく行くかと思うとそうでもないのが案外セガール作品には出てくる。今回もそんな感じだ。 

 

 冒頭のクレジットでメイソンが登場するのがわかって「もしやメイソンもカラジック討伐に参戦!?」とかわくわくしていたら登場から数分後に撃ち殺されるというなかなか辛い展開。これにはサラもがっかり。ますますカラジックを成敗しないといけないことに。 

 

 さて、臓器を摘出していた医者はぶちのめしたけれど残念なことに囚われの美女は本当に残念なことになってしまった。怒りのセガールはカラジックと臓器密売相手も含めてぶっつぶすことに。

 

 ここで今回、新入りたちの見せ場がたくさんあったのが面白かった。チートハッカー・フィンチはケータイの電波を使って相手の居場所を割り出すし、シムズはサラといい連係プレイを見せるし、何よりジョニーがセガールのスポッターを引き受けたのがよかった。「風速は頬でわかります」とかなにそれかっこいい。

 

 とりあえずセガールに狙われたら生きては帰れないのがこの作品の掟。カラジックもセガールとジョニーの連携に敗れる結果となりました。組織は壊滅。バンクーバーまでやってきた甲斐があるというものです。

 

 新生チームの活躍を期待させて今回は終わり。そう言えばとっくに半分折り返していたなぁ。ボカスカおじさんに毎日会う日もそろそろ終わりに近づいてきたよ……。