傍線部Aより愛を込めて ~映画の傍線部解釈~

主にひとり映画反省会。人の嫌いなものが好きらしい。

感想「バーフバリ 伝説誕生」

 バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ!

 


映画『バーフバリ 伝説誕生』予告編

 

 

【あらすじ】

 川で拾われた赤ん坊シヴドゥは成人し、育ての母に禁じられている滝の上へ行きたいと願う。滝の上から落ちてきた仮面に導かれるように滝の上へ登ったシヴドゥは女戦士アヴァンティカと出会って恋に落ち、マヒシュマティ王国の王バラーラデーヴァからデーヴァセーナ王妃を救うという彼女の使命を任されることになる。

 

 【感想】

 バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ!

 バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ!

 

 

 正直このテンションだけで終わってしまいそうなのですがちゃんと書きます。

 

 バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ!

 

 正直、インド映画初体験でした。歌やダンスがすごいというのは聞いていたのでいつか観たいなあと思っているうちにバーフバリになってしまいました。この映画をまだ観ていない人は「何で見た人はこんなにバーフバリバーフバリ連呼してるんだろう」って思うと思うのです。自分もそうでした。だけど、観てからならはっきり言えます。

 

 バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ!

 

 ノリとしては『マッドマックス 怒りのデスロード』の「V8!」に非常に近いです。これでもかというほど映像でボコボコ殴ってくるタイプの映画なんです。ぶっちゃけあらすじは非常に単純明快で、特に伏線とか複雑な人間関係とかそういうのがあるわけではありません。どちらかというと「よくある話」で片付くような話です。つまり映像に全フリしてある系の映画です。

 

 前半は青年シヴドゥがひたすら滝登りしていく場面なのですが、これもなかなか滝は迫力満点だし歌もダンスもキレイだしでここだけ見ていても満足感たっぷりです。急に歌とダンスになるのも最高です。滝の上に登ってからのハラハラドキドキもいいし、青年シヴドゥの無双感も半端ないです。それからラブロマンスあり、王国に潜入するサスペンスあり、巨大な黄金像を建てるスペクタクルありで「これでもかこれでもか」というほど見どころに溢れた映像が続きます。個人的に「いかにも強そうなオッサン枠」のカッタッパが好きです。

 

 そして話が青年シヴドゥの父の時代になり、何故シヴドゥが国を追われたのかという話が始まります。発端はわかりやすいお家騒動っぽいです。二人の王子のどちらが即位するかというシンプルな話で、しかも知恵と正義に溢れたシヴドゥ父(バーフバリ)か、力は強いけどちょっと人の気持ち考えない系のバラーラデーヴァとわかりやすい構図。おまけに侵攻してくる蛮族の族長を仕留めた方を王にするというこれまたわかりやすい展開。これは戦シーンに期待するしかない。

 

 そしてやってきたド迫力な戦争のシーン。人もお金もモリモリ使っただろうという超豪華スペクタクルな映像にテンションどっかんどっかんなわけです。例えるなら「レッドクリフをもっと華やかにした感じ」でしょうか。レッドクリフも結構すごかったけど、映像技術の進化や見た目の華やかさではやはりバーフバリに軍配が上がるでしょう。いやレッドクリフも好きだけどね。もう見ているだけで映像のすごさに圧倒される感じです。ドゥルンドゥルンいう車が列を成してやってくる、みたいな。「すごい」と「つよい」しか言えなくなる、みたいな。すごい。つよい。

 

 そして迎えたラストは、「後編へ続く……」。

 

 まぁ前編ってわかっていたので衝撃は一切ありませんでしたけど。とにかく映像で圧倒的に殴ってくる映画なので難しいことはよくわかりませんが「バーフバリすげぇ」ということはしっかり体で理解しました。これは身体で理解する映画です。頭で考えてはいけませんな。

 

 非常に残念なのが、公開中の後編を諸事情により映画館で見ることができないだろうということ。大画面で観たかったなぁ、バーフバリ。でも円盤出たら間違いなく後編観てそしていっそうバーフバリバーフバリしたい。バーフバリに合いの手を。バーフバリを称えよ。バーフバリに栄光あれ。

 

 バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ!

 バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ!

 バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ!

 

(この後終わらないバーフバリの大合唱がずっと脳みそにこびりついて離れない)