個人的映画オールタイムベストテン
毎回参加を逃しているので今度こそと参加します!
過去に感想書いたものが以下のリンクで飛ぶようになっています。
1位:天使にラブ・ソングを…(1992年 エミール・アルドリーノ監督)
6位:ペーパー・ムーン(1973年 ピーター・ボグダノヴィッチ監督)
7位:ニュー・シネマ・パラダイス(1988年 ジュゼッペ・トルナトーレ監督)
10位:コマンドー(1985年 マーク・L・レスター監督)
最近映画は見ているけど感想書くまでに至ってないものが多く、長期間放置してしまいました……ブレードランナー2049もちゃんと見てきたんだよ……なんとかそのうち書くので許してください。
以下オールタイムを選んだ理由をひとことくらいずつ。
1位:天使にラブ・ソングを…
誰が見ても面白いコメディであると同時に、「信仰と芸術とは何か」というところを強く訴えてきているのが泣ける。特にあの有名な『Hail Holy Queen』の間にそれまで教会なんて見向きもしなかっただろう若者が歌声に惹かれておそるおそる教会に入ってくるシーンは何度見ても鳥肌が立つ。言葉はいらない。ただハートがあればいい。このシーンが好きすぎて個人的に好きな映画不動の一位を保ち続けている。
2位:悪魔のいけにえ
変な人が出てきて、変な殺人鬼が出てきて、ただ殺されて逃げるだけの話ですが画面がひたすら怖い。何をどうすればあんなに怖い映像が撮れるのかよくわからないほど怖い。そして狂気の晩餐会も怖いんだか笑っていいんだかよくわからないけど何だか不気味で怖い。これはもうやろうと思って出来ることじゃあないと思う。様々なオマージュを生んだ伝説的名作はもうこの位置に入れるしかない。
3位:チャッピー
ロボット映画というより、完全に「人間とは何か」という感じの映画。ロボットでアクションドッタンバッタン大騒ぎも楽しいけれど、何より人工知能チャッピーの最終的な成長とその判断が斬新すぎてこれは映画史に残るなあと思ってる。ちょんぱシーンが不自然にカットされてるのも良い思い出。
4位:紀子の食卓
できれば同監督の『自殺サークル』から続けて見たいけどこれ単体でも見てOKな映画。『チャッピー』と同様に「私とは何なのか」を追求しすぎて一回転している感じの変な映画。でも一回見たら癖になる。途中の「延長」は『ファニー・ゲーム』を彷彿させてて好き。
5位:女優霊
Jホラーの元祖であり、やっぱりオリジナルでこれを押さえるのが日本のホラーを語るには必要不可欠だと思う。何が怖いかと言うと何が何だかわからないのがとにかく怖くて、対象を敢えて描かないという不気味さは本当にクるものがある。
6位:ペーパー・ムーン
テータム・オニールがめちゃくちゃかわいい。それだけで最後まで見ていられる。タイトルの『ペーパームーン』が何を象徴しているのかわかるとなかなか味わい深い。
7位:ニュー・シネマ・パラダイス
何だかんだ言われるけど、やっぱり完成度めちゃくちゃ高いよこの映画。特にラストシーンがきれいすぎてストーリーに感動と言うより「なんだこのきれいすぎる終わり方は」って呆気にとられるくらいきれいすぎて泣ける。でも完全版は長いよやっぱり……。
8位:かぐや姫の物語
製作費がやばいだけあって映像のクオリティがヤバイ。冒頭のまだ咲いていない梅のシーンだけで寒気を感じたのは本当にすごい。あと適度に現代風の考えを取り入れつつきちんと平安時代の風俗を描き切ったところはすごいなぁと思う。平安時代の考え方に対して「時代錯誤」というコメントが付いたことは残念だけど……。
9位:キングスマン
マナーが! 紳士を! 作る!
(威風堂々)
もうすぐ2が日本でも公開されるので楽しみすぎる!
10位:コマンドー
コマンドーはアメリカで生まれました。日本の発明品ではありません。我が国のオリジナルです。しばし遅れをとりましたが、今や巻き返しの時です。
「イレイザーは好きだ」
シュワちゃんがお好き?結構、ではますます好きになりますよ。さぁさぁ、どうぞ。シュワちゃんのコマンドーです。痛快でしょ? んあぁ、仰らないで。娘を助けに行く。でもストーリーなんて見かけだけで、私はさらうし、大勢死人は出すし、すぐターザンするわ、ろくなことはない。説明書もたっぷりありますよ。どんな筋肉モリモリマッチョマンの変態の方でも大丈夫。どうぞご覧になってください。いい筋肉映画でしょう? 余裕の吹き替えだ、翻訳が違いますよ。
「一番気に入ってるのは……」
「何です?」
「OK!(ズドン)」