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傍線部Aより愛を込めて ~映画の傍線部解釈~

主にひとり映画反省会。人の嫌いなものが好きらしい。

感想「サウンド・オブ・ミュージック」

 これぞエンタテイメント。

 

 

【あらすじ】

 修道女のマリアは自由奔放で、修道女としての資質がないのではないかと問われる。そこで世間を知るために家庭教師を務めることになり、ギターを片手にマリアはトラップ大佐の家を訪れる。そこには妻を亡くした悲しみによって規律をあまりにも重んじる大佐とすぐに家庭教師を追い出す7人の子供たちがいた。マリアは彼らを歌で元気づけようとする。

 

 【感想】

 名作名作言われているけれど、やっぱりそう言われるだけあって本当に名作だった。なんと50年以上昔の作品なのに、歌は今聞いても非常にキャッチーで、そしてシンプルでこれ以上そぎ落とすところのないスタイリッシュなものだった。しかもその歌に合わせた映像がこれまた素敵で素敵で……。じゃあただのにぎやかな映画なのか、と言われたらそうでもない。ちゃんとはっきりしたメッセージが込められている。なんだ、ただの名作か。

 


Sixteen Going On Seventeen

 

 有名なメインテーマやドレミの歌、私のお気に入りなど見ているだけで楽しいミュージカルシーンに淡くすれ違う恋模様。そして後半のナチスからの逃走劇。ナチス関係は少し難しいので、子供のうちは前半でおしまいにして「ドレミの歌」や「ひとりぼっちの羊飼い」などを楽しませてもいいかもしれない。お話をしっかり理解できるようになったら、後半を見せても良いと思う。そういう点でもこの長さは魅力的だ。「長いから」と倦厭しててすみませんでした。一度見始めたら3時間とかあっという間だ。

 

 そして「エーデルワイス」も英語の歌詞は知っていたのですが、こういう場面で使われる曲だとは知りませんでした。なんていうか、もしこのコンサート会場にいたら絶対歌いながら泣いているだろうなと思うのです。愛国心や郷土愛って、理屈ではなくただ思い出を愛することと一緒なんですよね。大佐は祖国に誇りを持つことを咎められる日が来るなんて思ってもいなかっただろうし、歌の中くらいは自由でいたかったんだろうなぁと思うのです。

 

 もし日本でこういう場面になったらどんな歌だろう。「さくらさくら」とか「ふるさと」なのかなぁ。歌いやすさだったら「ふるさと」だろうか。とにかく「エーデルワイス」は「ふるさと」なんだと理解することが出来ました。

 

 ちなみに私は「花は咲く」のNHKアニメでまだ泣きます。歌と映像の力って本当につよい。

 

5分アニメ | NHK 花は咲く 東北に咲く