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傍線部Aより愛を込めて ~映画の傍線部解釈~

主にひとり映画反省会。人の嫌いなものが好きらしい。

感想「ビートルジュース」

 ビートルジュース! ビートルジュース! 

 

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【あらすじ】

 不慮の事故で亡くなってしまったアダムとバーバラ夫妻。幽霊となって生前の家に住みつくが、新しい住人がやってきた。彼らは静かな生活を滅茶苦茶にしようとするので、夫妻は住人を追い出す術を求める。「ビートルジュースだけは呼び出してはいけない」という助言を元に怪奇現象を起こすが逆に住人に大喜びされてしまい、最後の手段とビートルジュースを呼び出してしまう。

 

 【感想】

 なにこれ滅茶苦茶ティム・バートン。今まで何だかんだと観る機会のなかったティム作品なんだけど、かなりティムティムしている。こういう雰囲気すごく好き。死後の世界を生き生きと描くことに定評のあるティム・バートンですが、今作もシステム化している死後の世界が表現されていて、悲壮感だけでなく「死んでも明るい世界」という感じが最高。そんなティム・バートン作品が好きなのです。なんかもう「西洋版水木しげる」だよなぁ。その辺は『コープス・ブライド』でもう一回挑戦しているテーマだし。

 

 お話は至ってシンプルなもので、キーキャラクターがドタバタハチャメチャを繰り広げるというもの。「3回名前を呼べば出てくる」とか制限がかかっているのもいい感じ。異世界の面白さも表現しつつ、現実世界の生臭さも同時に強調してくるのが毎回好きです。リディアの気持ちに気付かない自己中心的な両親はアメリカの何かの象徴なのでしょうか。あとウィノナ・ライダーかわいい。

 

 映画本編も楽しめたけれど、それ以上におまけのカートゥンアニメーションがかわいくて仕方がなかった。あれだけ本編でビートルジュースと結婚を嫌がったリディアが頭身低くなってビートルジュースと仲良くしているんだもの……このアニメのリディアの缶バッチとかあったら買うかもしれない。カワイイ。カワイイは世界を救う。おわり。