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傍線部Aより愛を込めて ~映画の傍線部解釈~

主にひとり映画反省会。人の嫌いなものが好きらしい。

感想「プテラノドン」

 これぞB級?

 

プテラノドン [DVD]

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【あらすじ】

 火山活動の変動で現代にプテラノドンが蘇ったらしい。その近くで古生物学を研究している教授と助手一向、そしてテロリストとそれを捉える米軍が活動している。そんな彼らをプテラノドンが襲う!!

 

【感想】

 最高に期待を裏切らなかった。タイトルだけでわかる地雷の匂い。的確に爆発してました。

 

 まずプテラノドンのCGがしょぼいとか襲ってくる感じが適当だとか、そういうのは織り込み済みです。問題は添え物の人間パートの部分です。これが非常につまらなかった。金髪ボインちゃんが無駄に水着になって泳いでいたり一人行方不明になっても教授が調査を続行するし、プテラノドンが襲ってきてさあ逃げなきゃと言うところでも何故か平原を突っ切ったり、もうわけがわからない。

 

 しかも教授と助手の謎の昼ドラ模様と童貞君らしきメガネがでしゃばってああだこうだ言っていたり、相変わらず金髪ボインは軽いことを喚いているし、テロリストと米軍の争いは本当にどうでもいい。話がややこしくなるだけだ。そして何だかんだと言って一人また一人とプテラノドンに食われていって、最後の最後で教授と助手だけ助かってエンド。

 

 もう企画とタイトルの時点で負けているんだけど、この映画の敗因はしょぼいCGよりも面倒くさい人間パートの感情移入の出来なさにあると思う。当初は全員が「俺がイチバン」と思っていて、誰かを助けようとかそういうのも特にない。だけど話が進むにつれて「あいつを助けなきゃ!」みたいな取ってつけたような正義感が発生するのも非常にいただけない。そしてテロリストのボスの意味の無さも話のテンポを無駄に悪くしている。

 

 つまらない映画を見ようと喜んで見始めたはずなのに、久しぶりに「早く終わらねえかな」って真剣に思った。もうプテラノドンこいつら全員食っちまえよ見苦ししいから、って感じ。

 

 この映画の一番面白いところは最初の火山からプテラノドンの卵が転がってくるところと、その後テロリストを真っ二つにするところです。あとは壮大なおまけだと思うといいのかな、って思いました。おわり。