傍線部Aより愛を込めて ~映画の傍線部解釈~

主にひとり映画反省会。人の嫌いなものが好きらしい。

S・セガール劇場第12話『沈黙の襲撃』

 セガール漬けになってしまった2015年の年始に対してテレ東どう責任をとってくれるんだ。

 

【感想】

 前回のセガール襲撃編の完結編です。回想シーンらしく、冒頭からテロリストに拘束されているセガール。思わず「テロリスト逃げてー」とテレビに向かって言ってしまいました。案の定拘束されていた状態から華麗に武装したテロリストをぶっ飛ばすセガール。ひでぇ。

 

 そして現在に戻って今回の事件は腹を切り裂かれた女性の遺体が遺棄されていたという事件。今回はロシアンマフィアが絡んでいるんだけど、どうやらコンドームの中にダイヤを入れて飲み込んで密輸していたらしい。女性が死んだのはラテックスアレルギーだから、ということらしい。なかなかとってつけたような設定だな!!

 

 それにしても今回の敵は外道度が高い。女性の腹は切り裂く、拷問の末仲間を殺したのに吐かせようとした相手には逃げられ、市中で銃撃戦を繰り広げる。でも決定的な証人をセガールの部下たちが保護できたことでわりとあっさりお縄に。 

 

 問題はセガール襲撃のほうで、過去のいろいろでテロリストを殺したことによりセガールは賞金首になっているようだ。いくつかの裏切りの末、かつての仲間をぶっ飛ばしに行くセガール。昔一緒に戦っていたということは、そこそこ格闘シーンとして面白くなるだろうかと思ったけれどそんなことはなくて、相変わらずセガールのオーバーキルシーンだった。やっぱりこうでないと。

 

 それよりも今回の次回予告で「ボスがやられました!」って言ってたんだけど、セガールやられるの!? どうやって!? 気になる次回まで待て!