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傍線部Aより愛を込めて ~映画の傍線部解釈~

主にひとり映画反省会。人の嫌いなものが好きらしい。

個人的アニメ映画ベストテン

 はてなブログの方に居を移し替えたばかりのしがない映画感想ブログですが参加します! 選んだ基準とか順位とかは本当にただの好みです。強いて言うなら、語りたい順です。

 

【第1位 もののけ姫】 

 黙れ小僧!

 

もののけ姫 [DVD]

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 やっぱり巨匠の作品をひとつ選ぶとしたら何がいいかって、これなんですよ。ラピュタとか千と千尋とか紅の豚も大好きなんですけど、やっぱりこいつなんですよ。単なる冒険活劇とか環境破壊ダメゼッタイでは済まされない、何か一筋縄ではいかない世界。呪いとは何だったのか、シシ神はどこからやってきてどこへ還って行ったのか。サンとエボシ御前は表裏一体の存在ではなかったのか。タタリ神は誰の心にも存在しているのではないか。なんかいろいろ考えれば考えただけ出てくるし、当時の最新の映像美に度肝を抜かれたっていうのもある。この世界は宮崎駿の頭の中にしかないんだろうなっていうのが第1位の理由。そのほかに理由はない。ただ思い入れが深いだけ。

 

【第2位 LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標】

 あばよ、次元。

 

 

 円盤は発売されたばかりです。多分「カリオストロ」とか「複製人間」のほうは票が順調に集まっていると思うのですが、これはどうなんでしょうか。元祖ルパンも好きですが、こっちの原点回帰ルパンも劇場で見て結構心にクるものがあったので堂々の2位です。わりとコミカルな「カリオストロ」もちょいハードな「複製人間」も最近の幅広い年齢層に合わせたTVスペシャルも蹴散らす勢いの「オトナルパン」がこの一作です。「こんなルパンが見たかった」というのを的確にやってくれた感じがします。敵キャラもかっこいいし、ルパンも次元もかっこいい。あと、本作の煙草の使い方が好き。大好き。

 

【第3位 シュガーラッシュ】

 俺は悪役、それでいい。

 

 

 レンタルで見て感動して思わずDVDを衝動買いしてしまったほど素晴らしい名作。往年のアーケードゲームのレトロ感から最新式のフルCGのゲームまでとにかく「テレビゲーム」というものの全てが詰まっている感じが非常に良い。マリオカートの世界をスタッフが作りたかっただけやろ」という感じもあるけれど、それでいて話のテーマが非常に大人向けなのもポイントが高い。ぶっ壊すことしかできない悪役ラルフと、いつも賞賛を受けるヒーローのフィリックス。この2人がいないと「ゲーム」にならないとお互いに気付くシーンは何度見てもほろりとする。そして「あなたほど解像度の高い顔はみたことがありません」という名台詞は必聴。そしてザンギエフが何故悪者なのかと言うのは考えてはいけない。

 

【第4位 美女と野獣

 お客様よ! 嬉しいことね!

 

美女と野獣 (吹替版)
 

 

 立て続けにディズニーなんだけど、やっぱりこの辺でディズニーバブルの頂点が一回やってきている感じがする。この話の大好きなところは、「本当の意味で悪者がいない」っていうところかもしれない。悪者っぽく描かれているガストンも、当時の価値観で考えると別にそこまであくどいわけではない。野獣を退治に行こうと言うのも割と素直な正義感だ。そして何より毎日生卵を5ダース食ってる彼の血圧が心配だ。 もちろんミュージカルシーンはコミカルかつ迫力満点で何度見ても飽きない。やっぱり素敵だよなぁ。

 

【第5位 かぐや姫の物語

 とり むし けもの くさ き はな めぐって 心を 呼び返せ

 

かぐや姫の物語 [DVD]

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 この作品を期待して映画館に見に行って、冒頭のシーンで鳥肌が立ったのですよ。なんでかっていうと、「梅が咲きそうな映像を見て、こちらにまで寒さが伝わってきた」という経験をしてしまったからなのです。映画館は空調がほどよくて別に寒くなかったんですけどね、もう映像だけで「寒さ」を感じちゃったんですよ。こいつぁヤベえとなったわけです。もう「映像」の勝利です。

 

 

【第6位 劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語】

 いいえ。そんな幸福は、求めてない。

 

 

 劇団イヌカレー空間に酔いしれる。複雑怪奇な希望と絶望を通り越した何かを感じる。あと前半30分の茶番を楽しむ。いろんな楽しみ方があったと思うけれど、大きなお友達は映画の特典目当てで通い詰めただろうなぁと思う作品。でもこれ、何回でも見たくなる。今のところ劇場で1回、レンタルで1回の計2回観たけど、もう一回見ていろいろ確認したい。個人的な楽しみ方としては、自分はイヌカレー空間に酔いしれるが第一です、ハイ。

 

【第7位 風立ちぬ

  他の人には わからない あまりにも若すぎたと ただ思うだけ

 

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 ある意味究極の境地にイっちゃった作品だと思う。現実と夢が混同して、常人お断りの匂いがぷんぷんする。でも宮崎駿の行き着いた先だっていうのはよくわかる。ひとつひとつの描写が非常にキレイ。シベリアを差し出すシーンとか、結婚式のシーンとか。「他の誰にもわからない」ってところに共感出来ればそれでいい。

 

 

【第8位 映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険】

  嘘だと! 思うなら! ちょいとおーいーでーえーえ♪

 

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 多分クレしんは「オトナ帝国」か「戦国大名」が上がってくる気がするんだけど、自分は本郷みつる監督のクレしんが好き。そんな本郷ワールドが炸裂しまくってるのがこの作品だと思う。バカバカしい中にダークな部分が凝縮されていて、子供心に中盤のダークネスシーンに本気で恐怖して、トッペマに涙して、そしてクライマックスの鬼ごっこで腹を抱えて笑いました。恐怖と笑いの絶妙なブレンドがこの作品の魅力だと思います。 

 

【第9位 銀河鉄道の夜

 カムパネルラ、僕たちどこまでも一緒に行こうねえ。

 

銀河鉄道の夜 [DVD]

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 説明不要の名作の映画化。原作通りの幻想的な表現が美しいのもあるけれど、この映画はとにかく音楽が好き。原作を読んでも謎なんだけど、何度見ても鳥を捕る人や灯台守はどこかに行くわけではないと思うんだけど、なんでこの列車に乗っているんだろうって思うわけ。そしてクライマックスの場面でシーンにそぐわない明るいテーマが流れるのも感情をかきたてるようで何かの暗示なのかなと思う。あのシーンの音楽は反則だ。

 

【第10位 ドラミちゃん 青いストローハット】

 姫に会ってあなたの気持ちを伝えるのよ、あたしが会わせてあげる!

 

 

 ドラえもんも好きですが、同時上映のドラミちゃんが好きです。『ミニドラSOS』も『アララ少年山賊団』も好きなんですが、飛びぬけてこの作品が大好きです。同時上映の短編で15分ちょっとの作品なんですが、ストーリーが子供向けではない。小さい時に映画館で見て正直「???」だったのですが、改めて見ると「星の王子様」チックな展開。途中までの王道展開を打ち破る衝撃のオチが何度見ても爽快で大好き

 

 以上、「個人的アニメ映画ベストテン」でした。感想のない映画はそのうち唐突にベタベタっと語り始めるかもしれません。